2024.01.11 -

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GERNOT LINDNER / GL-151 RGS, GL-154 SN

新年一発目の更新は、昨年にひっそりと新規取り扱いを開始した、GERNOT LINDNER(ゲルノットリンドナー)のご紹介です。

【新規ブランド】GERNOT LINDNER(ゲルノット・リンドナー)取り扱い開始

Lunor(ルノア)の創業者であるゲルノットリンドナー氏が、人生最後にと自身の名前を冠してスタートさせた折り紙付きのブランド。

本来であれば、柔らかい925スターリングシルバーはメガネに大変不向きな素材ですが、メガネの素材として採用、特殊な処理を施して実現させました。苦心の甲斐あって、意義あるイノベーションは業界に激震を巻き起こしたのでした。

【GL-151 RGS】

(※サイズ、金額等、商品詳細はNEWSには掲載できませんので、詳細は店頭にてご覧ください)

ゲルノットのプロダクトはアンティークに源流があり、現代社会の消費やトレンドとは隔絶した世界感で、流行も風化もないような、極めて普遍的で優美な、長らく時の洗礼を受けたデザインです。

メッキによるカラーバリエーションや、テンプル長やデザイン、サドルブリッジの山の深さなど、同じ品番でもディテールにおいては多岐にわたる選択肢がありますので、自分流にカスタムして組み上げていくことも可能です。

まずはこちら、一山サドルブリッジです。

アンティークやヴィンテージのメガネによく見られる構造です。
こちら、山の深さを3パターンご用意できますので、鼻筋に自信がない方でも挑戦できるシステムになっています。
また、裏から樹脂を盛ることで掛け心地を格段に向上させることもできますので、プレフィッティングなどで細かくご相談いただけます。

このヨロイ構造やマイナスネジも、アンティークなメガネによく見られる構造です。

彫金が施された艶やかなヴィンテージ風メガネが主流である昨今、ここまで潔いシンプルなデザインを押し通せるのは、ゲルノットが見てきた本物のメガネたちによる裏打ちがあるからです。

テンプルエンドの滑り止めの装飾。

テンプルサイドにあしらわれた直線的で柔らかい溝、ここがまた憎いポイントです。

横顔にチラリと見せるこの溝は、テンプルに陰影を生みます。
この溝自体は皮脂等の影響を受けやすい(ぬぐい取りにくい)ため、硫化がいち早く進みますので、横顔でその風合いを表現することができます。

【GL-154 SN】

こちらもアンティークなオーバルタイプ。

このオーバルな玉型は、昨今のトレンドではまったく見かけなくなっています。

長く使えるデザインで、銀本来の変化を楽しんでいけるメガネです。


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