◆眼精疲労対策、スマホ老眼とは
お手元の作業、苦手ではありませんか?
『ガラケー・紙ベースの書類作業・少しのエクセル・ワードだけ』というデジタル黎明期から、『スマホ・タブレット・ZOOM・動画配信・LINE・SNS』の大デジタル時代に突入していて、近見時間は軽く倍以上に増えています。
手元作業を長時間頑張りすぎてしまうと目が凝り固まって、近くも遠くも見えにくくなり、頭痛や肩こりまで繋がったり。
これを“スマホ老眼”と呼びます。
実は、10代の若者にもスマホ老眼の発生が指摘されていて、どんなに目が若くても、近くを見過ぎるとピント調節機能が甘くなってしまいます。
■スマホ老眼の対策について
裸眼の状態が【近視】か【遠視】か【正視】かによって、オススメできる内容が少し変わってきますが、概ね以下の通りです。
1.近見用メガネをつくる
2.サポートレンズ(アシストレンズ)を入れた、スマホ老眼メガネをつくる
1.近見用メガネをつくる
べたにオススメの対策は、遠見用のピントではなく、手元に焦点を合わせた“近見用レンズ”をお使いいただくことです。
ただしピントを手元に寄せる分(近視の方は緩く、遠視の方は強く)、車の運転には使いづらいメガネとなってしまいますので、つけ外しが前提となります。
メガネを一本しか持っていない(あるいは初めての)方には現実的ではないように感じるかもしれませんが、シチュエーションごとに度数をわけていくのは、眼精疲労対策には非常に効果的です。
2.スマホ老眼用のメガネをつくる
第二の対策が、スマホ老眼用(≒遠近両用)レンズです。
老眼だ遠近だと聞くと、どこか年寄りくさかったり、使いにくいイメージをお持ちではありませんか?
“全年齢対象・スマホ老眼用レンズ(アシストレンズ、サポートレンズ)”というものがあります。
●サポートレンズって?
遠近両用レンズと同じレンズ内設計をしていますが、本物の遠近よりもアディション(近見へのピント合わせ)を緩めており、歪みが少ないのが特徴で、手元作業をアシストしてくれるレンズです。

スマホ老眼用のサポートレンズは、お年寄り用ではなくむしろ若年層~が対象です。
「20代で遠近!?」と驚かれますが、老眼がしっかり始まった方ではあまり効果が感じられず、オススメではありません。
●遠近両用レンズって?
40代の方で近見のつらさを訴えながらも「どんどん老眼すすむから、すすみきったら考えます」と仰る方もいらっしゃいますが、対策せず耐えつづけることは苦痛ですし、我慢しつづけることはパフォーマンス、生産性を著しく低下させますので、今どんな対策をとるかが重要だとお伝えしています。
最近では、本格遠近両用レンズもすこぶる進化していて、「私、遠近はどうもだめなの」というお客さまにこそお試しいただく価値があります。
ただし、遠近両用のレンズは『お出かけ用メガネをかけながら、近くもおまけ程度に見える』といった感覚のものですので、パソコン作業や事務作業等、近見重視に適切なレンズとは言えません。
近くをしっかりと見たいという用途には、“中近両用レンズ(ルーム)”や、“近々両用レンズ(デスク)”をご提案します。
※中近両用(ルームタイプ)
『テレビを見たり、本を読んだりしやすい、コンビニに行く程度ならなんとかできる、立ち歩き程度の室内用レンズ』

※近々両用(デスクタイプ)
『パソコンと手元作業に特化した、デスクワーク専用近見レンズ』

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