阿波おどりのないさみしいお盆、みなさまどうお過ごしになりましたでしょうか。
当店も久しぶりにお盆明けに5日間のお休みをいただきました。なんにせよ心も身体も自由の効かないお休みでしたが、スケジュール的には無理のない休みとなり、リフレッシュすることができました。
さて、EYEVAN, YUICHI TOYAMA.と、店内在庫が充実しまくっているブランドがたくさんございまして、今は大変見ごたえのある状況となっておりますが、BJ Classicも負けてはおりません。
今回は100年近い歴史と実績を持つウェリントンタイプをご紹介いたします。
【BJ Classic Revival collection “JAZZ”】
「ビル・エヴァンスのメガネ」を復刻販売|ARBAN
https://www.arban-mag.com/article/34820
REVIVAL EDITION|BJ Classic Collection
https://www.bros-japan.co.jp/product/category_product/revival-edition/
伝説のジャズピアニスト、ビルエヴァンスが生前かけていたモデルをBJ Classicが復刻しました。
AO社の版権を持つBJ Classicだからこそできたリプロダクトですね。
50’sのアメリカで大流行したこちらのモデル、当時はザイルという石油分の多い生地で作られていました。
(このザイル、今でも様々な憶測を呼ぶ樹脂でして、普通のセルロイドなのでは?という説もありますが、アメリカンヴィンテージのメガネのにおいは、セルロイドのそれではないように思います。)
このザイル(≒セルロイド)は発火性が極めて高く、生産管理が大変重要であるため、現在では諸外国では製造や販売が禁止されている素材です。
今でもセルロイド製造・販売のできる日本で、しかもセルロイドにこだわり続けたBJ Classicだから、当時の素材でリプロダクトすることができました。
智元のカシメがいつものBJと違います。完全復刻ということで、ウイング鋲を使っていません。
テンプル内側の打刻が、本物感を際立たせます。シルク印字が多い中、打刻を続けているのもBJ Classicの魅力の一つでしょう。
6色展開で、キハク(黄)は今っぽくカラーレンズを入れて、ポリッシュドブラックはガラスのレンズを入れて、茶ササ(ブラウン系)にはブラウン系のレンズを合わせてレンズの着色劣化を再現して…と考え始めると想像が尽きません。(初期状態からカラーレンズの入ったサングラスモデルもあります)
過去にご紹介した、HOYA社のパールコートを合わせていくのも素敵です。
パールコート
https://koyo-glasses.com/blog/20005/
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2021.02.07 日曜日
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