YUICHI TOYAMA. ベンジャミンシリーズ
YUICHI TOYAMA.の新作は、ベンジャミンシリーズです。
ダブルダッチの構造に、新たなデザインを用いて、挑戦的なフレームを生み出しました。
18世紀のイングランド、辞書編纂や数学者、光学精密機器の製造などを手掛けていたベンジャミン・マーティンによって発明されたVision Glassがモチーフとなっています。
当時のフレームはスチール、インナーリムは牛ホーン。
存在感のある縁取りは、Martin’s Margin(マーチンの余白)と呼ばれ、ガラスしかなかった時代、レンズが割れないよう保護するためとも、視野をあえて狭めて余分な光を遮り、絞り効果を得るためとも言われています。
【(上から)U-140, U-141, U-142】
ラウンド、ボストン、ヘキサゴンの3シェイプ。
今までのインナーリムより太く設定されており、かつ甲丸にして前面に丸みをもたせているため、独特の空気感があります。
度付きレンズの厚みを隠したり、強度数のデメリットである目が小さく見える効果を薄めてくれたり、視力矯正メガネとしても、ピカイチの威力を発揮します。
カラバリを交えながら、1モデルずつご紹介していきます。
ラウンドシェイプのU-140。
メタル部分とインナーリム部分とのバイカラー的な色分けが、YUICHI TOYAMAらしく、憎いカラーリングですね。
抜け感のあるカラーのリムをチョイスすれば、度付き軽減効果は薄まりますが、その分顔なじみがよくなったり、カラーレンズとの相性も格段に向上します。
ブリッジ部分のダブルダッチ構造が、リムの太さとあいまって、いい空気感を演出しています。
ボストンシェイプのU-141。
これはもう外しのない、大定番的なレンズシェイプですね。
YUICHI TOYAMA.は、鼻パッドに至るまでオリジナル。
メタルを中心としたデザインながら、印象的な太セルを内リムに。
太セル部分の色使いと、メタル部分の配色がマッチしていて、YUICHI TOYAMAらしい素晴らしいカラーリングです。
ヘキサゴンシェイプ。U-142。
こちらはクセのあるレンズシェイプが魅力的です。
それぞれ、カラーレンズの入ったモデルを織り交ぜてセレクトしています。
こちらの配色が二重構造のようになっており、ダブルダッチ感・太インナーセル感が際立って、非常に素敵だと思います。
他のモデルにも見られる白七宝の装飾ですが、輪っかになっているのはベンジャミンシリーズならでは。
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